パン屋でのバイトはオシャレな感じがあり、多くの人から愛されている食を提供できるのでやりがいもありそうです。このイメージは正しく、パン屋は人気のバイト先になっています。
本記事では、パン屋バイトの業務内容や魅力、将来性などを解説します。
パン屋アルバイトの仕事
販売スタッフ
接客
お客様からの質問に正確に答えられなければなりません。また、パン屋に明るいイメージを持っているお客様も多いので、その期待を裏切らないよう販売バイトは明るく接客する必要があります。
レジ
パン屋のレジ打ちは、スーパーマーケットのように商品パッケージに印刷されたバーコードに読み取り機をかざすだけではありません。販売バイトは1つひとつのパンの名称を覚え、その記憶を頼りにレジを打ちます。レジの機種によっては価格も打ち込まなければならず、その場合は名称と価格を一緒に暗記しなければなりません。
商品名で入力できるレジの場合は価格まで覚える必要はありませんが、しかし名称を覚えておかないと正しく精算できません。
商品陳列
パン屋のなかには焼きたてを売りにしているところがあり、そのような店では商品陳列で売上が大きく変わってきます。販売バイトは、大量の焼き立てパンを運びながら、たった今焼き上がったことを客に知らせつつ所定の場所に置きます。また、パン屋の客層は時間帯や曜日によって変わるので、その客層に合った商品陳列が必要になります。
清掃
店によっては、清掃時間を設けてスタッフ全員で清掃することがありますが、それ以外の時間にも汚れをみつけることがあるはずです。
もちろんお客様の目の前で箒(ほうき)と塵取り(ちりとり)を使って掃除を始めるわけにはいきませんが、お客様がいなくなったら素早く片付ける必要があります。
製造スタッフ
調理補助
パンは植物由来の物質と環境の化学反応でつくられます。パン職人は化学反応の最適条件をみつけて、レシピに起こして、そのとおりにつくっています。製造バイトはパン職人から、レシピとおりにつくる作業の一部を任されます。
調理
高い製造スキルが要らない種類のパンをつくるときは、準備から完成まで製造バイトに任される場合があります。
洗い物、清掃
パン製造に使う器具や調理場は、小麦粉まみれになることがあります。また、砂糖やジャムなどを使っていれば、器具などはべとべとになります。
調理場の清潔度はパンの品質に大きく関わるので、製造バイトにとって洗い物や清掃は重要な仕事です。
パン屋でアルバイトする際の平均時給
パン屋の平均時給は働く時間帯や地域によって変わりますが1,000円前後です。
販売スタッフだと時給をアップさせるのは難しいかもしれませんが、パンの種類を覚えたりお客さんが喜んでいるのを間近で見れるなどやりがいも多いはず。
一方製造スタッフになると時給はもう少し高くなり、1,200円ほどになることもあります。
パン屋バイトのメリット
パンを持ち帰れる
特に個人店の場合、売れ残ったパンを持ち帰れるメリットがあります。大手チェーンの場合は一定のルールがあり、持ち帰りではなく社割で買えるケースもあるようです。
とはいえ、社割をうまく活用して、新作のパンや人気のパンを安く買うことができるのはパン好きにはたまらない魅力です。
パンの種類・調理・製造の知識が増える
数多くのパンの種類を覚えられるだけでなく、調理工程まで携われるため、仕事を通じてパンの知識が増えることがこの仕事の面白みです。
「しっかりめにトーストするとバターの風味が際立つ」「このパンは生ハムとクリームチーズとの相性がいい」など、パンをより美味しく食べるためのコツも身に付けることができます。
パン屋バイトのデメリット
パンの種類を覚えるまでレジ打ちが大変です。多くのパン屋では商品にバーコードが付いていないため、全て手打ちで入力しなければなりません。お店によっては新商品の入れ替わりも激しく、商品を覚えるまではレジ打ちが大変です。一方で、新商品が出ると、一足先に試食ができるなどのメリットもあります。
向いている人の特徴
パンが好きな人
焼き立てのパンを食べる機会が多い仕事 なので、パンが好きな人にはもってこい。 ただし、おいしいからといって食べ過ぎには注意したいところです。
早朝や日中などの時間帯で働きたい人
早朝や日中の比較的決まった時間帯に勤務するので「お昼以降の時間は余裕を持ちたい」と考えている人にピッタリ。特に主婦（夫）であれば、子どもの下校時間までに帰宅できたり、午後からの時間を資格取得の勉強や家事などに充てたりすることができます。
まとめ
今回の記事はパン屋について解説しました。興味がある方は求人に応募してみてください。
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