ラーメン店で働く人を見るとどこのお店も活気があり、元気がいい人が多いというイメージがありませんか？その反面、実際にラーメン店で働いている人の中には、大変、つらいと感じている人も少なくないようです。そこで今回は、ラーメン店のバイトは本当にきついのか、ラーメン店でバイトするメリットやデメリットについてご紹介します。
仕事内容
ホール
店舗にもよりますが、キッチンは主に社員や店長が担当するため、基本的にバイトはホールに配置されることが多いようです。ホールの仕事は、お客様が来店してから退店するまでの一連の接客や片付けとなります。
まずはおしぼりやお水を提供し、注文を聞いたらキッチンに伝えます。券売機がある場合はお客様から食券を受け取り、券売機がない場合は直接注文を伺います。どちらの場合も、麺の硬さや油の量、トッピングなど細かい部分も正確に聞き取らなくてはいけません。
また、注文されたメニューをお客様へ運び、レジでの会計業務も行います。お客様退店後はテーブルを片付けて清潔にし、閉店後には店内の清掃も行います。満席時には、順番待ちのお客様の誘導を行うのもホールの大切な仕事です。
キッチン
ベテランバイトになると、キッチンを任せてもらえることもあります。大手チェーン店などでは、マニュアルに沿った業務が行えれば早いうちからキッチンに入ることもあるでしょう。
ラーメンの味を左右するスープの仕込みや麺を茹でるのは、主に社員や店長が担当します。バイトは盛り付けやチャーシューの炙り、食器洗いなどの簡単な作業からスタートするのが一般的です。
ドリンクや餃子などサイドメニューの調理や、ピークの時間帯を過ぎたら食材のカット、煮卵の準備などの仕込みも行います。
清掃・調理器具の洗浄
ピークの時間帯を過ぎてお客様がいなくなったら、調理場や床、テーブルなどの清掃作業を行います。鍋・振りザルなど器具の洗浄も行います。飲食店は特に衛生的に保つ必要があるので、清掃は大切な仕事の一つです。
ラーメン屋バイトのメリット
まかないでラーメンを食べられる
まかないでラーメンを食べられるのは、一番と言っていいメリットでしょう。バイトの前後や休憩時間において、まかないとして無料、もしくはお得な価格でラーメンを一杯食べることができます。
店長の方針によりますが、トッピングは自由という店も。味玉やチャーシューなど、好きなものを乗せたラーメンを食べられるのは、ラーメン好きの方にとってたまらない特典です。
従業員は明るい人が多く、仲良くなりやすい
ラーメン屋の特徴といえば、明るい接客。働いている人たちも明るくノリが良い性格の人が多く、すぐに仲良くなりやすいというのが大きなメリットです。
ラーメン屋バイトのデメリット
ピーク帯は目が回るような忙しさ
ラーメン屋のピーク帯は『11:30〜13:30』『18:00〜21:00』と言われています。この時間はとにかくお客さんが多く、入れ替えも激しいため忙しくなるのがデメリットでしょう。
特に土日のランチタイムは、平日以上にお客さんが多くなっています。普段以上にテキパキ働きながら、ミスをしないよう気をつけなければいけません。
匂いがつく
ラーメンの匂いがどうしても髪や服についてしまう、というデメリットはどうしても避けられません。特ににんにくの匂いがきついと感じる方が多いようです。
ロッカーが完備されている店舗であれば私服に匂いがつくことはありませんが、店舗の形によってはバックヤードにまで匂いがくることも。
匂いが残ってしまうため、バイト後に予定を入れるのはなかなか難しいかもしれません。
力仕事、熱い（暑い）ことがある
ホールだと、こぼれんばかりに盛ったラーメンを、2つ同時に両手で持って席まで運ぶことがあります。丼は熱くなっているのでこれを運ぶのが大変。慣れるまで気合いで我慢します。 厨房は麺を茹でる熱と、餃子を焼く熱でかなり暑くなります。
また、水の入った大きな鍋を動かすこともあるので、力仕事も結構あります。ラーメン店のバイトは、ホール、厨房共に、「腕力と熱への強さ」がポイントです
大声で怒られることはあるの？
ラーメン屋のバイトにおいて、大声で怒鳴られるようなことはほとんどありません。
ラーメン屋は体育会系という印象があるかもしれませんが、大声できつく怒られるようなことはないため安心してください。しかし、忙しい時間はお互い余裕がないために、ミスをしてしまうと鋭い言い方で指摘を受けることも。
服装や髪型は？
バイト中の服装においては、制服が用意されていることがほとんどです。そのため、私服が汚れる心配はありません。髪型は店舗の方針にもよるものの、清潔感があればある程度は自由ということが多いでしょう。
まとめ
今回の記事ではラーメン屋のバイトについて解説しました。大声で怒鳴られてしまうイメージもある人もいる方も多いと思いますが実際そのようなお店は少ないように思います。少しでも興味がある方は求人に応募してみてください。また、応募する前に実際にお店に足を運び従業員の様子や店内の雰囲気などみてみるのもおすすめです。
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