「新聞配達バイトってきついの？」「早朝勤務のイメージだけど何時からはじまる？」など、新聞配達のアルバイトに興味はあるものの、さまざまな疑問や不安を抱いている方も多いでしょう。そもそも、新聞配達の仕事ってなんとなくイメージがつくけど、実際の仕事はどういうものなのか、給与事情も知らない方も多いのではないでしょうか？
今回の記事では仕事内容から、給与、メリット・デメリットを解説します。
新聞配達のアルバイトの仕事内容
荷卸し
荷卸しとは、印刷所からトラックで運ばれてきた大量の新聞を、販売所に卸す作業を指します。この作業は、販売所のスタッフ全員で協力して行うことが多く、新聞の束はかなりの重さがあるため、体力が求められます。
もちろん悪天候の日でもこの作業は欠かせません。雨や雪の日には、新聞が濡れないようにビニールシートで覆うなどの作業も必要です。
チラシのはさみ込み
これは、新聞に広告チラシを挟み込む作業のことで、具体的には前日に配達所に届いたチラシの束を、一部ずつ新聞の適切な箇所に折り込んでいきます。チラシの束は機械でまとめられることもありますが、手作業で行う場合も少なくありません。
この作業は、配達前の早朝に行われるため、スピードと正確さが求められます。たとえば、週末や特売日にはチラシの量が増えるため、通常より多くの時間がかかることがあります。雨の日には、チラシが濡れないようにビニールで包む作業も必要です。
配達
配達は朝刊と夕刊の2回行われ、朝刊は早朝2時頃に始まり、午前6時頃までにすべての配達先に届ける必要があります。夕刊は午後3時頃から始まり、5時頃までに完了させます。
配達にはバイクや自転車を使用し、順路帳を参考にしながら、配達ルートを回ります。たとえば、マンションやアパートでは、1階にある集合ポストに新聞を投函し、一軒家では玄関ポストに投函するなどの細かな作業が必要です。初めての方でも、慣れるまでは経験者が同行することが多いため、安心して始められます。
新聞配達バイトの給料
「求人ボックス」のデータによると、新聞配達のアルバイトの時給相場は1,094円です。コンビニエンスストアのアルバイトの時給相場は1,075円、居酒屋でのアルバイトの時給相場は1,072円であるのに対し、新聞配達バイトはやや高めの時給であるといえます。
新聞配達バイトのメリット
未経験でも始めやすい
新聞配達において、特別な資格は必要ありません。
仕事内容は単純作業が多く、仕事の流れを覚えやすいため、未経験の方でもスムーズに始められるでしょう。
配達作業を行う場合、最初は先輩スタッフから配達ルートや配達方法などのレクチャーを受けられるため安心してください。
1人での作業が多い
新聞配達のアルバイトの特徴の一つに、チラシのはさみ込みや配達業務など、1人で黙々とこなす作業が多い点が挙げられます。この点は、人と接する機会が少ないため、対人関係にストレスを感じることが少ないというメリットがあります。
また、自分のペースで作業を進めることができるため、集中力を高めやすく、短時間で高いパフォーマンスが期待できる点が魅力です。
新聞配達バイトのデメリット
早起きがきつい
朝刊配達の場合、とにかく早起きが大変です。早い場所だと2:00ごろから勤務開始ということもあり、ほぼ夜中のスタート。
少しでも睡眠時間を確保できるよう、できるだけ自宅から近い場所にある販売所で働くのがおすすめです。また、早朝の配達だと辺りが暗く、事故に注意しなければいけません。
天候によっては配達業務が大変になる
雨や台風、雪の日でも配達は休めません。悪天候時は、新聞が濡れないようにビニールで包装する手間が増え、作業が大変になります。また、道路状況が悪化し、配達に時間がかかることもあります。これらが身体的負担を増大させる要因となります。
急なシフトの変更がしづらい
新聞配達は毎日決まった時間に配達する必要があり、ほかのスタッフと交代することが難しいため、急な用事や体調不良があっても代わりが見つけにくいです。
まとめ
新聞配達のアルバイトは、体力的にハードなことも多いですが、その反面、未経験でも始めやすく、短時間で効率的に働けるメリットがあります。
興味のある方はぜひ1日だけのスキマバイトからはじめてみてください。
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