「ここで働きたい!」という求人を見つけたら、次にするのは応募です。
しかし、初めてのアルバイトはわからないことだらけ。応募をするにしても、不安で怖い気持ちが大きい方は少なくありません。
今回の記事では、バイトに応募する際の流れと注意点について、応募方法別に解説します。バイトに応募しようと考えているものの不安がある人は、ぜひ参考にしてみてください。
アルバイトに応募するときの手段
アルバイトに応募するとき、その手段は『電話応募』と『Web応募』の2種類に分かれます。
電話応募では、アルバイト先の人と直接話すため、Web応募に比べて勇気がいるかもしれません。しかし、コミュニケーションをとることで、相手の人柄や雰囲気をなんとなく掴めるというのが大きなメリットです。それに対し、Web応募ではなかなか相手の雰囲気を掴みにくいものの、時間を問わず気軽に応募できるのが特徴でしょう。
どちらも利点があり、自分に合った応募方法を選ぶのがおすすめです。
電話応募でバイトに応募する際の流れと注意点
電話応募の流れ
1. 挨拶し、名前と用件を伝え、担当者を呼び出す
電話口の相手が必ずしも採用担当者とは限らないため、まずは挨拶後に採用担当者に取り次いでもらうように依頼しましょう。
2. 採用担当者にバイト募集を継続しているか確認する
タイミング次第では、すでに求人募集が終了している可能性もあるため、募集が継続中であるかを確認しましょう。
3. 応募したい旨を伝える
求人募集が継続していることが確認できたら、応募したいという意思と希望する職種もあわせて伝えてください。
4. 選考方法の確認・面接の日程調整を行う
応募する意思を示すと、今後の選考の流れについての説明になることが多いです。面接希望日を聞かれる可能性もあるので、すぐに予定の確認ができるよう、手元にスケジュール帳を用意しておくことをおすすめします。
5. 面接当日の担当者、持ち物、服装、場所の確認をする
面接の日程が決まったら、当日誰を訪ねれば良いのか(担当者)、必要なものはあるか、服装の指定はあるか、当日どこから入れば良いのか、といった必要な情報を確認しましょう。
6. 電話を切る
次の選考の内容を確認し、不明点がすべて解消されたら電話を切ります。また、電話を切るタイミングは、相手が切ったことを確認してから切るようにしましょう。
電話応募の注意点
1.電話をするときは深夜やお店のピークの時間帯を避ける
電話をかける時間帯は、深夜や忙しくなりやすい時間帯など、応募先の迷惑になりかねないタイミングは避けてください。例えば、飲食店であれば、お昼時や夕飯時は来店するお客様が多くなるためその時間帯は避け、14時~18時の時間帯に電話をかけると良いでしょう。基本的には、営業時間内且つ、業務の邪魔にならない時間帯を選ぶのがマナーです。
2.必要以上に時間をかけすぎない
採用担当者はバイトの採用以外にも業務を抱えていることが多いです。そのため、通話時間があまり長くならないよう注意してください。電話をかける前に話す内容を整理しておき、メモを見ながら電話をすると短時間で抜け漏れなく用件を伝えられるのでおすすめです。また、確認すべき事項もあわせて事前にメモしておくと良いでしょう。
3.スケジュール帳と筆記用具を準備しておく
応募の電話では、その場で予定を調整し、面接日時を決めることも多くあります。そのため、電話をする際は、予定を確認できるスケジュール帳を準備しておきましょう。また、聞いたことをメモに残せるように、併せて書くものも準備しておきます。
WEBで応募する際の流れと注意点
WEB応募の流れ
1. WEB上の応募フォームに必要項目を入力・送信する
求人募集ページの「応募する」「応募画面へ進む」などのボタンをクリックすると、必要事項を入力する応募フォームが開きます。氏名や生年月日、連絡先、経歴、志望動機などを入力して、送信しましょう。なお、応募後に送信内容の訂正や取り消しはできない可能性が高いため、入力事項に間違いや記載漏れがないようにしてください。
2. 応募先からの連絡を待つ
応募後は、応募先から合否や面接日程について連絡が来るのを待ちましょう。応募してから10日以内に連絡が来ることが多いため、応募先からの連絡を見逃すことのないように、メールや着信履歴は必ず確認してください。
3. 面接の日程調整を行う
応募先から連絡がきたら、その連絡に応じた返信をし、そのあとの選考の日程調整を行いましょう。メールや電話での受け答え方次第で、担当者に与える印象も変わりますので、丁寧な言葉遣いを意識し、マナーを守った連絡をするようにしましょう。
WEB応募の注意点
1.プロフィールや応募フォームは丁寧に記入する
プロフィールや応募フォームの項目は、適当ではなく、全てしっかりと記入するようにしましょう。個人情報や学歴・職歴などのプロフィールは、そのまま使いまわせるサイトがほとんどです。
そのため、最初から丁寧に書いておくと、今後また応募するときに楽でしょう。また、応募フォームには任意項目があり、「任意なら別に埋める必要はない?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。ですが全項目をしっかり埋めると、採用担当者からの好印象につながります。
2.誤字・脱字に気をつける
手書きと違い、スマホやパソコンから記入する場合は、誤字や脱字が起こりやすいものです。Web特有の変換ミスに気をつけるようにしましょう。
3.相手からの返信を見逃さないようにする
サイトやアプリから応募した場合、折り返しの連絡はメールやサイト内のメッセージ機能で来ることがほとんどです。
もし返信に気づくのが遅れてしまうと、相手に失礼なだけでなく、その間に応募期間が終了してしまう可能性もあります。そのため、応募したあとはサイトやメールボックスをまめにチェックしましょう。また、メールサーバーによっては、返信メールが迷惑フォルダに振り分けられてしまうこともあります。応募した後で返信が来ない場合、迷惑フォルダも確認することが必要です。
まとめ
初めてバイトに応募する際は、分からないことや不安に感じることがたくさんあるでしょう。しかし、応募時の流れやマナーを事前に確認しておけば、そのような懸念点を減らすことができます。できる限り不安を減らして自信を持った状態でバイトに応募できるよう、今回紹介した応募方法別の流れや注意点を参考にしてみてください。
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