みなさんは夜職にはどんな職種があるか知っていますか?この記事では、夜職に興味がある方に向けて、混同されがちな7種類の夜職の特徴や仕事内容をそれぞれ解説します。
また求人によく出てくる用語についてもまとめてみましたのでそちらもご覧ください。
夜職の種類と仕事内容
キャバクラ
正式には「キャバレークラブ」と言いますが、みんな略して「キャバクラ」と呼んでいます。メディアへの露出も多く、ナイトワークの中で一番キラキラしているため、憧れる女の子も多い職業です。
仕事内容は、お客さんの隣に座ってお酒を作り、会話をします。他の夜職に比べてバック率が高いので、実力次第ではどんどん稼ぐことができます。また、お客さんにお店を好きになってもらうより自分を好きになってもらうように接客している女の子が多い印象です。
キャバクラの面接では、態度や振る舞いも重要ですが、一般的な就活やバイトの面接よりもルックスが重視される傾向にあります。
関連記事
ガールズバー
ガールズバーはキャバクラよりももっとカジュアルで気軽に働けるお店です。女の子たちがカウンター越しに接客をするのが特徴で、特に若い子に人気な仕事です。お店によってはバニーやセーラー服などコスチュームが用意されているお店もあります。またガールズバーはバーなので朝まで営業しているのが多いです。
ラウンジ
会員制システムのお店が多く、一見さんはお断りのお店がほとんどです。お客さんのドレスコードがあるのもラウンジの特徴です。仕事内容は、お客さんの隣に座ってお喋りをするのみです。キャバクラと異なり、タバコに火を付けたりドリンクを作るなどはしません。ラウンジのバックシステムは「担当制」といって、一度担当したお客様の売上は永久的に自分の売上になります。
クラブ
ボックス席でお客さんにお酒を作ったり、お話をしたり、カラオケをするのが主なお仕事です。接客は1グループを1人で担当することもあれば、複数人の場合もあります。クラブはキャバクラよりもっと洗練された接客スキルが求められます。
またクラブはラウンジと同じで「担当制」があるのが特徴です。
スナック
スナックはどこの駅にも一軒はあり、低料金で楽しめるのが人気ポイントです。仕事内容はカウンター越しでお客さんにお酒や軽食を提供したり会話をしたりします。基本的に同伴やアフターはないので、仕事が終わったらすぐに帰りたい人にはピッタリです。
バー
バーはお酒を楽しむのがメインで、食事はおつまみ程度のものとなります。バーといえば「バーテンダー」を想像する方も多いと思いますが、シェイカーの使い方を必ずしも教わるわけではありません。初心者は “マドラー” という柄の長いスプーン状の器具を使って、かき混ぜるだけのカクテルを担当する場合が多いです。
パブ
パブは、もともとはイギリスの大衆酒場を指しますが、日本ではスナックやキャバクラと似ているお店も多くあります。”パブ”とつくお店は、カラオケパブ、ショーパブ、フィリピンパブなど何らかのコンセプトがあるのが一般的です。
コンセプトやお店の特徴によってマンツーマンで接客をすることもあれば、お客さん1人に対して複数人で接客をすることもあります。また、ショークラブでは本格的なダンスや歌を披露するためレッスンに参加します。
求人によく出てくる夜職用語
体入
体入は「体験入店」の略で、お給料を貰いながら実際のお仕事を体験できる制度です。体入をしたからと言って絶対に働かなければいけないわけではないので、気になるお店を見つけたらとりあえず体入してみましょう。
ちなみに、正式にお店に所属して働き始めることを「本入(本入店)」といいます。
バック
バックとは、あなたの頑張り・成績に応じて時給に+αで手当が貰える制度です。指名数、本指名のお客さんの売上、いただいたドリンクの金額、同伴数など様々ありお店によってバック率も異なります。
送り
夜職をしていると、仕事終わりには終電を過ぎてしまうこともよくあります。送りとは、お店の方がお家やその最寄り駅まで車で送迎してくれる制度です。送り代は給料から天引きされる場合もあれば無料のところもあります。
同伴
同伴とは、出勤前にお客さんと食事をしてからそのまま一緒にお店に向かうことです。お店に着くまでの時間には時給が発生しませんが時給とは別に同伴手当が支給されます。
アフター
アフターとは、お店の閉店後にお客さんと一緒に過ごすことです。次回の来店に繋がったり、お客さんとの親交を深めるのには役立ちますが、お給料が上がったり手当が貰えたりといった直接的なメリットはありません。
まとめ
ナイトワークの業種の違いや、各業種の特徴はわかりましたか?違いや特徴を理解しておくと、自分に合ったお仕事が探しやすくなるのでぜひ参考にしてみてください。
関連記事
コメントを残す