DIYに使う工具や材料、家具など、様々な商品で充実しているホームセンター。今回の記事では、ホームセンターのバイトにおける仕事内容や時給を詳しく解説 していきます。
ホームセンターのお仕事内容
商品会計(レジ)
お客様が購入する商品のお会計をします。袋詰めや、ラッピングをすることもあります。重いものを運ぶ作業が少ないため、パートに人気のお仕事です。
品出し
商品をバックヤードから店頭に並べます。レジのお仕事と比べてお客様と接する時間が減るので自分のペースで作業ができる魅力がありますが、重いものを運ぶ作業が増えます。
売り場づくり(レイアウト)
特設コーナーや季節の商品など商品を購入したい!と思われるように展示します。レイアウトで売り上げが変わるなど、やりがいがあると人気のお仕事です。
発注管理
商品を取り寄せたり、在庫確認、返品作業をしたりします。就業日数・時間が長い人が担当することが多いお仕事です。
受付
修理の受付や、工具貸し出しの受付、鍵複製の受付、電話対応など、窓口業務を行います。”サービスカウンター”に集約されているお店もあります。
時給
ホームセンターのバイトにおける時給です。地域によって差はあるものの、平均時給は『1,140円』となっています。
なお、交通費は支給される場合がほとんどですが、店舗によっては支給額が規定されていることもあります。事前の求人情報や面接などで、確認するようにしましょう。
(平均時給は厚生労働省:「職業安定業務統計の求人賃金を基準値とした一般基本給・賞与等の額(時給換算)」より2024年7月に引用)
ホームセンターバイトのメリット
商品に詳しくなる
ホームセンターでは工具や家具、インテリア、自転車、ペット用品、農業用品、園芸用品など様々な商品を扱っています。それらの商品について詳しくなれることも、ホームセンターのバイトならではのメリットでしょう。
新たに入荷した新商品や便利グッズの情報も、店員であればすぐに知ることができます。色々な商品を知れる楽しさがあり、『ホームセンターマニア』の方にはたまらない環境です。
業務自体は楽
業務自体は単純なものが多いため、慣れれば楽なバイトと言えるでしょう。複雑な仕事をあまりしたくない方や、初めてのバイトという方にもおすすめです。
膨大な数がある商品の場所を覚えるのは、一見大変に思えるかもしれません。ただ、似たような商品は同じカテゴリで固まって置かれていることが多く、大まかな店舗のレイアウトを覚えてしまえばさほど難しくはないでしょう。
社割が利用できる
多くのホームセンターでは、バイトも社割を利用することができ、バイト終わりやバイトがない日でもお得に買い物ができます。
日用品だけでなく、家具や自転車といった大型の商品もお得に買えるため、大きな節約効果を得られるのが嬉しいポイント。また、DIYが趣味という方にとっては材料を安く買うことができ、ますます自宅での作業が捗るでしょう。
ホームセンターバイトのデメリット
商品を覚えるのが大変
ホームセンターは、扱っている商品数が非常に多いという特徴があります。
しかし、お客さんに商品の場所や在庫について聞かれたときに対応できるよう、商品についてもしっかり理解しなければいけません。最初のうちは、店内にどのような商品があるのか覚えなければならず、それを大変と感じる方が多いようです。
商品名がわかるならまだしも、中には「こういう形の工具を探しているんだけど…」というように、抽象的な情報のみを伝えてくるお客さんも。自分では対応しきれない場合、先輩バイトや社員に引き継ぐのが賢明です。
ホームセンターのパートに活かせる資格
ホームセンターで働くために必要な資格はありません。
ただ、取り扱う商品の種類が多いので、それぞれの専門知識をもっていると仕事に活かせることもあります。たとえば、家具・インテリア売り場ではインテリアコーディネーターやカラーコーディネーターの資格、工具売り場ではDIYアドバイザー、技能士検定などが生かせることもあるようです。
ホームセンターのパートに向いている人
自分から仕事を探せる人
雨の日や雪の日など、お客様の来店が少ないときもあります。
そういった日は、仕事がないから待機しているのではなく、自分からできることを探して軽作業をしたり、別の売り場の手伝いをしたり、社員の手伝いをすることもあるので、自発的に仕事を探せる能動的な人が向いています。
また、新型コロナウイルスの感染拡大時にはマスク販売が話題になりましたが、お客様が混雑して怪我をしないように整列を主導したり、チラシを貼ったり、自分からアイデアを出しながら店舗運営がよりスムーズになるように動くことができる人はやりがいを感じられると思います。
視野が広く、気配りができる人
広い店内で困っている人をみかけたらすぐに声をかけられたり、商品を手前に出して取りやすくしておけたり、ちょっとした気配りができる人は向いているお仕事です。
また、商品発注担当はお客様の口コミや商品の売れ行きを気にしながら業務を進めるので、視野を広くもち、これからどんな商品が売れそうか?を想像しながら仕事を進めることになります。
服装や髪色は自由?
店舗によって制服が貸与されるところもあれば、エプロンを私服の上に着るだけというところもあり、服装の規定はまちまちとなっています。私服を着る場合はワイシャツにチノパンなど、動きやすい服装が求められるでしょう。
靴は自前で用意するところがほとんどで、履きやすく清潔感のあるスニーカーがおすすめです。
まとめ
今回の記事ではホームセンターの仕事を紹介しました。興味がある方は求人に応募してみてください。
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