近年、コロナ禍の影響で一般化したデリバリー（フード、生活用品など）。普段から利用している人も多いのではないでしょうか。そのため、デリバリーバイトに興味を持ち、「デリバリーバイトを始めるか考えてるんだけど、きつい？やめたほうがいい？」と思っている方もいると思います。
本記事では、デリバリーバイトの仕事内容、給料、メリット・デメリットなどについて解説します。
デリバリーバイトの仕事内容
デリバリーバイトには、「業務委託」と「アルバイト」の2種類があります。
ウーバーイーツや出前館の配達員は「業務委託」という契約形態で、サービス側と雇用関係にありません。「業務委託」は好きな時間に働ける完全歩合制です。
一方、ドミノ・ピザや銀のさらの配達員は「アルバイト」という契約形態で、サービス側と雇用関係があります。「アルバイト」は、決まった時間に働く時給制です。
デリバリーバイトの給料
「求人ボックス」のデータによると、デリバリーバイトの平均時給は、アルバイト・パートで約990円です。
デリバリーバイトの楽しいところ
1人で働くから「気楽」
デリバリーバイトで人と接する機会は、主に2つの場面に限られます。1つは店舗で料理を受け取る時、もう1つはお客様に料理を渡す時です。それ以外の時間は基本的に1人で移動しながら作業を進めるため、対人ストレスが少なく済みます。
覚えることが少ないので「楽」
デリバリーバイトの主な仕事は、指定された場所に商品を届けることです。このシンプルなタスクにより、複雑な作業や専門知識を必要としないため、誰でもすぐに始められます。また、デリバリーアプリがルート案内や注文管理をサポートしてくれるため、難しいことを覚える必要がありません。
デリバリーバイトがきついと言われる理由
悪天候や暑さ・寒さの中での配達がきつい
デリバリーバイトは、外で働くことが多いため、天候の影響を大きく受けます。例えば、夏の炎天下では体力を消耗しやすく、熱中症のリスクも高まります。一方、冬の寒さや雨の日には、冷えや濡れが体に負担をかけ、快適に働くことが難しいです。
時間に追われたり道に迷うかもしれないからきつい
デリバリーの仕事では、お客さんに早く商品を届けることが求められます。特に飲食デリバリーの場合、料理が冷めないうちに届けることが重要です。そのため、時間に追われるプレッシャーが大きくなり、急いで行動することが多くなります。
しかし新しい場所や不慣れなエリアでの配達では、道に迷うことも少なくありません。道に迷うことでストレスが増し、業務がきついと感じられます。
待機時間が長い場合もある
フードデリバリーでは、お昼や夕方などの食事の時間帯に依頼が集中します。そのため、それ以外の時間の依頼が少なくなり、待機時間が長くなってしまうことも珍しくありません。
事故に注意が必要
デリバリーバイトは、自転車やバイクで移動するため、交通事故に遭う危険性があり、怪我の度合いによっては、仕事ができなくなってしまう可能性もあるでしょう。交通事故のリスクをできるだけ減らすために、事前に経路を確認し、危険予知を行うほか、交通ルールを厳守して安全運転を心がけましょう。また、ヘルメットのほか、プロテクターを装着するなどの怪我予防も大切です。
デリバリーバイトは女性でも問題なく稼げる？
デリバリーバイトの主な仕事は、注文された商品を指定の場所まで運ぶことです。重い荷物を持つことは少なく、バイクや自転車で移動するため、体力に自信がない方でも問題ありません。
保険はどうすればいい？
アルバイトの場合、業務中にトラブルが発生した場合は労災保険が適用されます。一方、業務委託の場合、ウーバーイーツや出前館と業務契約を結んだ時点で、自動的に保険に加入されます。
まとめ
デリバリーバイトは、世間では「きつい」思われてしまうことがありますが、実際は人間関係に悩むことがなく、誰でも簡単に始められて稼げるという大きなメリットがあります。少しでも興味があればまずはアルバイトからはじめてみてください。
コメントを残す