イベント会場、ショッピングモール、駐車場などでよく見かける警備員。「ちょっと興味ある」「申し込んでみようか迷う」と思っている人も多いのではないでしょうか。本記事では、警備員バイトの業務内容、給与、メリット・デメリットのほか、警備員バイトに向いている人について紹介します。
警備員バイトの仕事内容
交通整備
交通整備は、観光地やデパート、スーパーなどの混雑している駐車場で混乱や事故を避けるために、車両や人の誘導をおこなう仕事です。
また、道路工事によって道が狭くなっている箇所で車を誘導するのも交通整備のバイトです。
交通整備の主な仕事内容と場所は、以下のとおりです。
- 工事現場で人や車の誘導
- デパートの駐車スペースの案内
- ドラマやCM撮影のスペース確保
イベント系
コンサートや花火大会などのイベントで、一時的に大勢が集まる会場の人の誘導や転倒事故やトラブルの警備をする仕事もあります。
イベント系の主な仕事内容は以下のとおりです。
- 持ち物検査
- 来場客の誘導
- 会場や敷地内の巡回
人気のアーティストのコンサートや規模が大きいイベントでは犯罪や事故のリスクがあがります。イベントが無事に終われば警備員バイトであるあなたのおかげであることは間違いないので、やりがいがある仕事です。
施設警備
施設警備系の仕事は、各種施設の警備室で監視カメラによるモニタリングをしたり、敷地内(ショッピングモール、商業施設、オフィスビル、大学などの学校、博物館や美術館)を巡回してトラブルがないかを警備します。主に防犯や防災を目的として配置される仕事です。
セキュリティが高い警備の場合は警備会社に依頼しているところもありますが、大学やショッピングモールなどの、設備は大きいけど重要度が低い場所では、警備員バイトの人が担当していることがほとんどです。
警備員バイトがやる仕事内容は以下のとおりです。
- 施錠確認
- 施設や敷地内の巡回
- 防犯カメラでモニタリング
- 建物の入口などの場所に立って監視
警備員バイトの平均時給
「求人ボックス」の調査データによると、警備員バイトの平均時給は、約1,028円です。警備を行う場所や内容によって、給与に差があるようです。
警備員バイトのメリット
シフトの自由度が高い
一日単位で単発でお仕事をもらったり、日中のみや夜勤のみなどの希望を聞いてもらえることも多いです。
そのため、稼ぎたくてバイトの掛け持ちをしている人でも融通の聞くバイトといえるでしょう。
年齢に関係なく働ける
警備員バイトは、基本的に年齢制限がなく、未経験であっても幅広い年齢層の人が活躍できる仕事です。
対人関係や接客スキルが問われない
警備員バイトは人と接する機会が少ないので、対人スキルがなくても誰でもできる仕事です。人と話すことがあったとしても、イベント系の警備員バイトで場所を聞かれる程度です。
また設備警備の夜勤に入れば、一緒にシフトに入っている先輩とちょっと会話をする程度で、お客さんや他の人と接する機会はほとんどありません。
警備員バイトのデメリット
天候や季節に左右される
警備員バイトは、屋外での勤務が多く、天候に左右されるケースがあります。工事現場などで交通誘導をする場合などでは、雨天時に工事が中止・延期になり、勤務時間が減って給与が少なくなる可能性も考慮しておきましょう。
長時間立ちっぱなしになるから
警備員バイトは基本的に立ち仕事です。また一回の時間が長いため、長時間立ちっぱなしになることも多いでしょう。
こまめに休憩をいれるよう、気をつかってくれる現場も多いですが、それでも忙しい時間帯に当たると3,4時間は立ちっぱなしということは多いです。
とくに、交通整備とイベント系や休憩スペースもちゃんとしていないことが多いため、まともに休憩できないこともあります。
警備員バイトに向いている人の特徴
体力に自信がある人
夜勤を担当することや立ちっぱなしの業務に当たることの多い警備員バイトは、体力に自信のある人に向いています。24時間体制の警備を取り入れている企業の場合は、拘束時間も長くなりがちです。
また、警備員バイトは、季節や天候によっての寒さ・暑さ対策が欠かせず、自身の体調管理をしっかり行うことが重要です。
真面目で責任感が強い人
警備員バイトは、さまざまな現場や施設において、人々を危険から守り、周囲を警戒しながら勤務することが求められます。人の命に関わる仕事でもあるため、真面目で正義感があり、責任を持って仕事ができる人は、警備員バイトに向いているでしょう。
まとめ
警備員バイトは、現場や施設によってさまざまな業務があります。年齢制限もほとんどなく、未経験であってもこれから始めてみたいという人がチャレンジしやすい仕事であるといえます。少しでも興味があれば求人に応募してみてください。
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