身近なお店でバイトをしようと思ったときに、スーパーが選択肢に入る人も少なくないでしょう。一方で、スーパーのバイトではどんな仕事をするのか、仕事内容はきつくないのか不安に感じる人もいるかもしれません。
そこでこの記事では、スーパーのバイトの仕事内容やメリット・デメリット、向いている人の特徴などを解説します。応募をする際や選考を受けるにあたって押さえておきたいポイントも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
仕事内容

レジ業務
レジ業務は、お客様が持ってきた商品をレジカウンターで受け取り、バーコードをスキャンして、精算する仕事です。精算方法は現金だけでなく、カードや電子マネー、アプリなど多岐にわたり、お客様の希望に合わせて対応していきます。また、クーポンやポイントカードのポイント加算なども行います。
品出し業務
品出し業務は、商品を店頭に並べる仕事です。精肉や鮮魚、青果などの生鮮部門、調味料や缶詰、乾物など比較的日持ちのする食品を扱うや雑貨を扱うグロッサリー部門、卵や豆腐、パンなど日持ちのしない食品を扱う日配部門など、扱う商品ごとの部門にわかれています。部門は違っても、仕事内容は基本同じで、バックヤードから商品を運び、陳列棚に補充していきます。
惣菜業務
惣菜部門の担当は、スーパーで販売するお惣菜やお弁当の調理、パックへの盛り付け、品出し陳列、時間になると値引きシール貼りなどを行います。学生は調理を担当しないことも多いようですが、調理は、いつでも同じ味が提供できるようマニュアル化されていたり、ある程度加工済の食材を扱ったりなどされていることが多いです。
スーパーのバイトの時給相場

スーパーのバイトの時給相場は940円前後です。店舗や地域によって時給相場は異なりますので、あくまでも一般的な例と捉えてください。
また、同じ店舗であっても早朝や深夜の時間帯は、時給が高めに設定される傾向にあります。より高い時給で働きたい場合は、早朝・深夜の時間帯に営業しているスーパーを優先的に探すと良いでしょう。
スーパーのバイトのメリット

シフトの融通が利きやすい
営業時間が長く、定休日を設けていないスーパーも多いことから、シフトの融通が利きやすい点も魅力です。高校生・大学生であれば、学校の授業が終わってから夕方の時間帯に働くことができ、主婦・主夫であれば、日中の時間帯だけ働くことも可能です。
また、店舗によってはバイトの人数を十分に確保しているため、事前に申し出ればまとまった休みも取りやすいでしょう。「テスト前の時期はシフトを減らしたい」「長期休暇中にシフトを増やしたい」といった要望にも柔軟に対応してくれる可能性があります。
単純作業が多い
スーパーのバイトは仕事内容が明確に決められており、かつ単純作業が多い点が特徴です。毎回やるべき仕事が決まっているため、仕事に慣れれば判断に迷ったり悩んだりすることは少なくなるでしょう。
作業内容はマニュアルにまとめられていることも多く、バイトが初めての人やスーパーでの仕事が未経験の人にとっても始めやすい仕事です。また、大規模な店舗では、一人ひとりの担当業務が細かく分かれているケースも多いので、「たくさんの仕事を覚えられるか不安」という人にも適しています。
スーパーバイトのデメリット

クレーム対応が発生することもある
スーパーのバイトでは、スタッフの対応や商品の不備に対して来店客からクレームを受けることもあります。その場合は、たとえ自分に原因がなかったとしても、丁寧にお詫びをすることが大切です。ただし、バイトだけで処理しきれないクレームが発生したときには、社員や店長に依頼して、対応してもらうようにしましょう。
立ち仕事が多い
スーパーでの仕事は、基本的に立ち仕事です。座ったまま進められる仕事はほとんどないため、ある程度の体力が必要と考えたほうが良いでしょう。極端の重労働ではありませんが、あまり体力に自信がない人や立ち仕事に慣れていない人は、きついと感じる可能性もあります。
スーパーのバイトに向いている人

人と接するのが好きな人
スーパーはお客さまと接する機会が多い仕事です。レジはもちろん、品出しの仕事もお客さまに声をかけられることがあります。子どもからお年寄りまで幅広い年齢層のお客さまがいるので、年齢が離れた人ともスムーズにコミュニケーションが取れると楽しく働けるでしょう。お客さまのほかにも、一緒に働くスタッフとも接する機会が多いですが、スーパーでは幅広い年齢層のスタッフがいるため、年上の人ともスムーズに会話ができるといいかもしれません。
丁寧で正確な作業ができる
スーパーでは食料品などを販売しているため、スタッフは丁寧に扱わなければいけません。例えば、生鮮食品を陳列する際には商品を傷つけないよう気をつける必要があります。
また、レジ業務を行うに際は、レジの打ち間違いやお釣りの金額に間違いがないよう、丁寧で正確な作業が求められます。金額のミスがあれば、店舗としての信用を失ってしまう可能性もあるからです。バイトスタッフは、効率良く仕事を進めるよう心掛けつつ、丁寧さや正確さにも気を配ることが大切です。
まとめ
スーパーのバイトは、未経験者や高校生も挑戦しやすい仕事です。社交性や要領の良さ、業務の正確性が求められる点はきついと感じる人もいるかもしれませんが、基本的には単純作業が多く、マニュアルや研修・サポート体制が整っているため働きやすいでしょう。
スーパーのバイトに興味を持った人は、ぜひ挑戦してみてください。
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